
今回は国立高専の一つ、大分県大分市にある大分工業高等専門学校についてブログを書きました。
基礎データ
学校名:大分工業高等専門学校、通称「大分高専」
所在地:大分県大分市大字牧1666番地
設立:1963年
URL:https://www.oita-ct.ac.jp/
・偏差値67 ※高専の平均偏差値62.2を上回ります。
・学科は機械工学科、電気電子工学科、情報工学科、都市・環境工学科の4つです。
・特徴は授業の進度が速く、課題も多いこと。
入試
試験内容
推薦入試と一般入試と帰国生徒特別選抜と外国人特別選抜の4パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます。
過去問はここから見ることができます。
1時間目 | 9:30〜10:20 | 理科 |
2時間目 | 10:40〜11:30 | 英語 |
3時間目 | 11:50〜12:40 | 数学 |
4時間目 | 13:30〜14:20 | 国語 |
5時間目 | 14:40~15:30 | 社会 |
すべての科目が同じ配点ですが、学力検査の数学の得点が全受験生の数学の平均点の60%に満たない場合は不合格となります。
理科 | 英語 | 数学 | 国語 | 社会 |
100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
授業
理数科目の授業進度が早いことが大きな特徴です。
以下は数学の授業内容の一例です。
高専1年 | 数学1、数学2、数学A、数学B |
高専2年 | 前期に数学3と数学C、後期に数学3Cと線形代数や微積分 |
高専3年 | 大学基礎数学 |
高専4年 | より専門的な大学数学 |
高専5年 | 研究 |
これは高校偏差値65の進学校以上の進捗と言えます。
ただし、先生によって授業内容はバラバラなため高専1年で数3の内容が入ってくることもありえます。
そのため、普通の塾では対応できない時もあります。
実際に、他のブログでも高専に通うデメリットとして「留年率が多いこと」が挙げられており、能動的に勉強しない人には難しい環境であることが強調されています。

進路
卒業生のうち約58%が就職、42%が進学しています。(令和5年度)
進学希望者たちは高専の専攻科に入学または大学の3年生に編入しています。
主な就職先
ENEOS株式会社、ANAラインメンテナステクニクス株式会社、九州電力株式会社、京セラ株式会社、サントリープロダクツ株式会社、大成建設株式会社、東京ガスネットワーク株式会社、三菱電機株式会社、株式会社LIXIL、東京電力ホールディングス株式会社など。
当塾では、高専生におすすめの就活に役立つDX資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間+全編英語の授業ですので興味のある方は事前にご相談ください!

主な進学先
大分工業高等専門学校専攻科、九州工業大学、大分大学、豊橋技術科学大学、熊本大学、九州大学、千葉大学、大阪大学、宮崎大学など。
ただし、編入試験時に英語や小論文に困る人も多いです・・・
当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・山梨大学編入
・早稲田大学進学
・東京大学大学院進学
・etc.
お問い合わせ
私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん、②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者:高専専門塾
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