明石工業高等専門学校について

近畿の高専
2025.04.07

今回は国立高専の一つ、兵庫県明石市にある明石工業高等専門学校についてブログを書きました。

基礎データ

学校名：明石工業高等専門学校、通称「明石高専」
所在地：兵庫県明石市大久保町江井島2180-2
設立：1961年
URL：https://www.akashi.kosen-ac.jp/

・偏差値６８　※高専の平均偏差値62.2を大きく上回ります。
・学科は機械工学科、電気情報工学科、都市システム工学科、建築学科、の4つです。
・人数は一学年約200人、卒業生の就職率と進学率はほぼ均等です。
・男女比は男：女＝7：3です。
・特徴は実践的な実習が多いこと。

入試

試験内容

推薦入試と一般入試と帰国子女特別入試の3パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます。
過去問はこちらから見ることができます。

1時間目9:30〜10:20理科
2時間目10:50〜11:40英語
3時間目12:10〜13:00数学
4時間目13:50〜14:40国語
5時間目15:10～16:00社会

配点は、英語、数学のみ配点が高い「傾斜配点」を採用しています。

理科英語数学国語社会
100150150100100

授業

理数科目の授業進度が早いことが特徴です。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年数学1、数学2、数学A、数学B
高専2年前期に数学3と数学C、後期に数学3Cと線形代数(大学基礎数学)や微積分(大学基礎数学)
高専3年大学基礎数学
高専4年より専門的な大学数学
高専5年研究

これは高校偏差値65の進学校以上の進捗と言えます。
ただし、先生によって授業内容はバラバラなため高専1年で数3の内容が入ってくることもあり得ます。
そのため、普通の塾では対応できないこともあります。

実際に、他のブログでも高専に通うデメリットとして「留年率が多いこと」が挙げられており、能動的に勉強しない人には難しい環境であることが強調されています。

進路

卒業生のうち約48％が就職、47％が進学しています。（令和5年度）
就職希望者と進学希望者の割合がほぼ半々で、就職先が幅広いです！
進学希望者たちは高専の専攻科に進学または大学の3年生に編入しています。ほとんどの大学には高専からの編入制度が設けられており、学力試験で選抜されますが、しっかりと高専で学んでいれば比較的容易に編入が可能です。専攻科や大学卒業後に大学院へ進学する学生も多いです。

主な就職先

株式会社ダイキン工業、株式会社トヨタ自動車、株式会社オムロン、株式会社三菱電機、株式会社パナソニック、株式会社富士通、株式会社ソニーなど。

当塾では、高専生におすすめの就活に役立つDX資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間＋全編英語の授業ですので興味のある方は事前にご相談ください！

主な進学先

明石工業高等専門学校専攻科、兵庫県立大学、名古屋大学、大阪大学、京都大学、東京大学、東京工業大学、電気通信大学、神戸大学など。
ただし、編入試験時に英語や小論文に困る人も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・山梨大学編入
・早稲田大学進学
・東京大学大学院進学
・etc.

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん、②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者：高専専門塾

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