
今回は国立高専の一つ、三重県鳥羽市にある鳥羽商船高等専門学校についてブログを書きました。
基礎データ
学校名:鳥羽商船高等専門学校、通称「鳥羽高専」
所在地:三重県鳥羽市鳥羽3丁目1-1
設立:1961年
URL:https://www.tobashosen.ac.jp/
・偏差値49 ※高専の平均偏差値62.2より低めです。
・学科は商船学科、情報機械システム工学科の2つです。
・人数は一学年160人前後、卒業生の就職率と進学率は半々です。
・男女比は男:女=9:1です。
・特徴は実習と実践的なカリキュラムが豊富なこと。
入試
試験内容
推薦入試と一般入試の2パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます。
過去問はこちらから見ることができます。
1時間目 | 9:30〜10:20 | 理科 |
2時間目 | 10:40〜11:30 | 英語 |
3時間目 | 11:50〜12:40 | 数学 |
4時間目 | 13:30〜14:20 | 国語 |
5時間目 | 14:40~15:30 | 社会 |
理科 | 英語 | 数学 | 国語 | 社会 |
100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
授業
実習が多く、特に船舶工学科では実際の船舶を使った実習が行われます。
以下は船舶工学科の授業内容の一例です。
高専1年 | 基礎数学、基礎物理、船舶学、船舶技術 |
高専2年 | 海洋工学、海洋システム、電気電子工学、プログラミング |
高専3年 | 船舶設計、航海学、物理実習、海洋気象学 |
高専4年 | 海洋エネルギー、システム設計、航海シミュレーション |
高専5年 | 卒業研究、船舶運航シミュレーション |
実践的な学びが多いため、卒業後すぐに仕事に役立つスキルを習得できます。
船舶業界に進むための知識と技術を身につけることができ、就職後に即戦力として活躍する学生も多いです。
また、他の高専と同様に、能動的に学習しないと留年のリスクが高く、厳しい学習環境にあります。特に実習科目では自己管理能力が求められます。

進路
卒業生のうち約48%が就職、47%が進学しています。(令和5年度)
就職希望者と進学希望者の割合はほぼ半々で、船舶業界で活躍する卒業生が多いです!
進学希望者たちは高専の専攻科に進学または大学の3年生に編入しています。高専からの編入制度が設けられている大学も多く、編入試験を突破すれば、他大学の学位取得を目指すことができます。
主な就職先
日本郵船株式会社、商船三井株式会社、川崎汽船株式会社、三菱重工業株式会社、三井造船株式会社、JALエクスプレス株式会社、オリエンタルランド株式会社、東京ガス株式会社、日立製作所、富士通株式会社など。
当塾では、鳥羽高専生向けに就職や進学に役立つ専門的な資格取得をサポートしています。
船舶業界に興味がある方は、ぜひご相談ください!

主な進学先
鳥羽商船高等専門学校専攻科、東京海洋大学、神戸大学、名古屋大学、東京大学、九州大学、北海道大学など。ただし、編入試験時に英語や小論文に困る人も多いです・・・
当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・東京大学大学院進学
・山梨大学編入
・早稲田大学進学
・etc.
お問い合わせ
私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん、②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者:高専専門塾
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