福島工業高等専門学校について

東北の高専

今回は国立高専の一つ、福島県いわき市にある福島工業高等専門学校についてブログを書きました。

基礎データ

学校名:福島工業高等専門学校、通称「福島高専」
所在地:福島県いわき市平上荒川字長尾30
設立:1962年
URL:https://www.fukushima-nct.ac.jp/

偏差値64 ※高専の平均偏差値62.2を上回ります。
・学科はシステムデザイン工学科電気電子システム工学科化学・バイオ工学科都市システム工学科の4つです。
・特徴は地域との強い連携実践的な技術教育です。

入試

試験内容

推薦入試と一般入試の2パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます
福島高専は「社会」を実施せず4科目の筆記試験を行います。
過去問はここから見ることができます。

1時間目9:30〜10:20理科
2時間目10:40〜11:30英語
3時間目11:50〜12:40数学
4時間目13:30〜14:20国語
理科英語数学国語
100点100点100点100点

授業

理数科目の授業進度が非常に早く、大学基礎レベルの内容も早い段階で学ぶことができます。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年数学1、数学2、数学A、数学B
高専2年前期に数学3と数学C、後期に線形代数(大学基礎数学)や微積分(大学基礎数学)
高専3年大学基礎数学
高専4年より専門的な大学数学
高専5年研究

進行ペースは、難関進学校並みの進度です。
ただし、各教員によって授業の進行具合に差があるため、学生のペースにも影響を与えることがあります。

実際に、他のブログでは高専のデメリットとして「留年率が多いこと」が挙げられています。能動的に学習をしないと厳しい環境であることが強調されています。

進路

卒業生のうち約50%が就職、46%が進学しています。(令和5年度)
進学希望者たちは高専の専攻科に入学または大学の3年生に編入しています。ほとんどの大学には高専からの編入制度が設けられており、学力試験によって選抜されますが、高専でしっかりと勉強していれば比較的容易に編入可能です。さらに、専攻科や大学卒業後に大学院へ進学する学生も少なくありません。

主な就職先

サントリーホールディングス㈱、㈱JR東日本 メカトロサービス、東海旅客鉄道㈱、㈱東北村田製作所、あすか製薬㈱、アステラスファーマテック㈱、東京ガス㈱、東京電力ホールディングス㈱、㈱ココスジャパンなど。

当塾では、高専生におすすめの就職に役立つDX資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間+全編英語の授業ですので、興味のある方は事前にご相談ください!

主な進学先

福島工業高等専門学校専攻科、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、東北大学、福島大学、横浜国立大学、筑波大学、電気通信大学、東京理科大学など。
ただし、編入試験時に英語小論文に困る人も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・山梨大学編入
・早稲田大学入学
・東京大学大学院進学
・etc.

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者:高専専門塾

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