福井工業高等専門学校について

今回は国立高専の一つ、福井県鯖江市にある福井工業高等専門学校についてブログを書きました。

基礎データ

学校名：福井工業高等専門学校、通称「福井高専」
所在地：福井県鯖江市下司町
設立：1965年
URL：https://www.fukui-nct.ac.jp/

・偏差値62　※高専の平均偏差値62.2とほぼ同じです。
・学科は機械工学科、電気電子工学科、電子情報工学科、物質工学科、環境都市学科の5つです。
・特徴は産業界との連携が強いこと。

入試

試験内容

推薦入試と一般入試の2パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます。
沼津高専は５科目の筆記試験を行います。
過去問はここから見ることができます。

1時間目	9:30〜10:20	理科
2時間目	10:40〜11:30	英語
3時間目	11:50〜12:40	数学
4時間目	13:30〜14:20	国語
5時間目	14:40〜15:30	社会

配点は、理科と数学の配点が高い「傾斜配点」を採用しています。

理科	英語	数学	国語	社会
100点	100点	100点	100点	100点

授業

理数科目の授業がスピーディーに進むことが特徴です。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年	数学1、数学2、数学A、数学B
高専2年	前期に数学3と線形代数、後期に微積分、確率統計
高専3年	大学基礎数学
高専4年	より専門的な大学数学
高専5年	研究

これにより、普通の高校では1年で学べる内容を高専1年で学べるなど、進度が早いです。
また、専門的な数学を大学の基礎レベルで学べるので、進学後もスムーズに学習を続けやすいです。

そのため、高専生には大きな学習の負担があり、学習管理が重要となります。

進路

卒業生のうち約50％が就職、約45％が進学しています。（令和5年度）
進学希望者たちは高専の専攻科に入学または大学の３年生に編入しています。ほとんどの大学には高専からの編入制度が設けられており、学力試験によって選抜されますが、高専でしっかりと勉強していれば比較的容易に編入可能です。さらに、専攻科や大学卒業後に大学院へ進学する学生も少なくありません。

主な就職先

㈱エイチアンドエフ、パナソニックインダストリー㈱、信越化学工業㈱武生工場、タイヨー電子㈱、関西電力㈱、福井県庁、大阪ガス㈱、キヤノン㈱、京セラ㈱、㈱日立システムズ、旭化成㈱など。

当塾では、高専生におすすめの就活に役立つIT資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間のコースとなりますので、興味のある方は事前にご相談ください！

主な進学先

福井工業高等専門学校専攻科、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、福井大学、金沢大学、電気通信大学、東京科学大学、北海道大学、横浜国立大学など。
ただし、編入試験時に英語や小論文に苦しむ生徒も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・山梨大学編入
・早稲田大学入学
・東京大学大学院進学
・etc.

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん、②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者：高専専門塾