神戸高専について

公立高専

今回は公立高専の一つ、神戸にキャンパスを構える神戸市立工業高等専門学校についてブログを書きました。

基礎データ

学校名:神戸市立工業高当選恩学校、通称「神戸高専」
所在地:兵庫県神戸市西区学園東町8丁目3番地
設立:1962年
URL:https://www.kobe-kosen.ac.jp

偏差値62 ※高専の平均偏差値に並びます。
・学科は機械⼯学科電気⼯学科電子⼯学科応用化学科都市工学科の5つです。機械工学科は4年次にロボティクス・デザインコースエネルギー・システムコースに細分化します。
・人数は一学年230人程度、卒業生の就職率と進学率は5:5です。
・男女比は男:女=8:2です。

入試

試験内容

推薦入試と一般入試の2パターンがあります。
一般入試では、理科、英語、数学、国語の4教科をマークシート方式で解きます。

配点は、数学のみ配点が高い「傾斜配点」を採用しています。
数学の知識は、高専で学ぶにあたっては必要不可欠であることから、数学の得意な学生を獲得したいという学校の意思が現れています。

倍率

機械⼯学科:3.08
電気⼯学科:1.88
電子⼯学科:3.33
応用化学科:2.00
都市工学科:1.71
電子工学科が最も倍率が高いです。(令和6年度)

授業

理数科目の授業進度が早いことが大きな特徴です。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年数学1、数学2、数学A、数学B
高専2年前期に数学3と数学C、後期に数学3Cと線形代数(大学基礎数学)や微積分(大学基礎数学)
高専3年大学基礎数学
高専4年より専門的な大学数学
高専5年研究

これは高校偏差値65の進学校以上の進捗と言えます。
ただし、先生によって授業内容はバラバラなため高専1年で数3の内容が入ってくることもありえます。
そのため、普通の塾では対応できない時もあります。

実際に、他のブログでも高専に通うデメリットとして「留年率が多いこと」が挙げられており、能動的に勉強しない人には難しい環境であることが強調されています。

進路

卒業生のうち約53%が就職、47%が進学しています。(令和5年度)
他の高専に比べて進学者が多いです!
進学希望者たちは高専の専攻科に入学または大学の3年生に編入しています。ほとんどの大学には高専からの編入制度が設けられており、学力試験によって選抜されますが、高専でしっかりと勉強していれば比較的容易に編入可能です。さらに、専攻科や大学卒業後に大学院へ進学する学生も少なくありません。

主な就職先

旭化成、ANAベースメンテナンステクニクス、大阪ガス、関西電力、NTTグループ、ソフトバンク、エスケー化研、国土交通省、神戸市、大阪市など。

当塾では、高専生におすすめの就活に役立つDX資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間+全編英語の授業ですので興味のある方は事前にご相談ください!

主な進学先

豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学、神戸大学、大阪大学、立命館大学、同志社大学、東京農工大学、東京通信大学、筑波大学、東京大学など。
ただし、編入試験時に英語小論文に困る人も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・山梨大学編集
・早稲田大学入学
・東京大学大学院進学
・etc.

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者:高専専門塾

コメント