弓削商船高等専門学校について

四国の高専

今回は国立高専の一つ、愛媛県越智郡上島町にある弓削商船高等専門学校についてブログを書きました。

基礎データ

学校名:弓削商船高等専門学校、通称「弓削高専」
所在地:愛媛県越智郡上島町弓削下弓削1000
設立:1901年(高専化は1965年)
URL:https://www.yuge.ac.jp/

偏差値51 ※高専の平均偏差値62.2を下回ります。
・学科は商船学科(航海コース/機関コース)、電子機械工学科情報工学科の3つです。
・人数は一学年100人弱、卒業生の就職率と進学率はほぼ半々です。
・男女比は男:女=9:1です。
・特徴は船に乗る実習があること。

入試

試験内容

推薦入試と一般入試と帰国生徒特別選抜の3パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます
過去問はここから見ることができます。

1時間目9:30〜10:20理科
2時間目10:40〜11:30英語
3時間目11:50〜12:40数学
4時間目13:30〜14:20国語
5時間目14:40~15:30社会
理科英語数学国語社会
100100100100100

授業

理数科目の授業進度が早いことが大きな特徴です。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年数学1、数学A、数学2
高専2年数学B、数学3、線形代数
高専3年微分積分、応用数学
高専4年専門数学
高専5年卒業研究

これは高校偏差値65の進学校以上の進捗と言えます。
ただし、先生によって授業内容はバラバラなため高専1年で数3の内容が入ってくることもありえます。
そのため、普通の塾では対応できない時もあります。

実際に、他のブログでも高専に通うデメリットとして「留年率が多いこと」が挙げられており、能動的に勉強しない人には難しい環境であることが強調されています。

進路

卒業生のうち約52%が就職、45%が進学しています。(令和5年度)
就職希望者と進学希望者の割合がほぼ半々で、実習や訓練を活かした就職が多いです!
進学希望者たちは高専の専攻科に入学または大学の3年生に編入しています。高専でしっかりと勉強していれば比較的容易に編入可能です。さらに、専攻科や大学卒業後に大学院へ進学する学生もいます。

主な就職先

今治造船株式会社、商船三井、川崎汽船株式会社、内海 造船株式会社、三菱重工業株式会社、日本郵船株式会社、IHI運搬機械株式会社、NTTデータ中国、今治海運株式会社、東レエンジニアリング株式会社など。

当塾では、高専生におすすめの就活に役立つDX資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間+全編英語の授業ですので興味のある方は事前にご相談ください!

主な進学先

弓削商船高等専門学校専攻科、広島大学、愛媛大学、香川大学、九州大学、神戸大学、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、鳥取大学、近畿大学など。
ただし、編入試験時に英語小論文に困る人も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・山梨大学編入
・早稲田大学入学
・東京大学大学院進学
・etc.

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者:高専専門塾

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