奈良工業高等専門学校について

近畿の高専

今回は国立高専の一つ、奈良県大和郡にある奈良工業高等専門学校についてブログを書きました。

基礎データ

学校名:奈良工業高等専門学校、通称「奈良高専」
所在地:奈良県大和郡山市矢田町22番地
設立:1964年
URL:https://www.nara-k.ac.jp/

偏差値67 ※高専の平均偏差値62.2を大きく上回ります。
・学科は機械工学科電気工学科電子制御工学科情報工学科物質化学工学科の5つです。
・特徴は実習の充実度が高いこと。

入試

試験内容

推薦入試と一般入試の2パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます。
過去問はここから見ることができます。

1時間目9:30〜10:20理科
2時間目10:40〜11:30英語
3時間目11:50〜12:40数学
4時間目13:30〜14:20国語
5時間目14:40~15:30社会
理科英語数学国語社会
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授業

理数科目の授業進度が比較的速く、特に実習の時間が豊富です。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年数学1、数学2、数学A、数学B
高専2年前期に数学3と数学C、後期に数学3Cと線形代数(大学基礎数学)や微積分(大学基礎数学)
高専3年大学基礎数学
高専4年より専門的な大学数学
高専5年研究

これは高校偏差値60以上の進学校以上の進捗と言えます。
ただし、先生によって授業内容は異なり、高専1年で数3の内容が入ることもあります。
そのため、一般的な塾では対応できないこともあります。

実際に、他のブログでも高専に通うデメリットとして「留年率が高いこと」が挙げられており、能動的に勉強しないと難しい環境であることが強調されています。

進路

卒業生のうち約41%が就職、54%が進学しています。(令和5年度)
進学希望者は高専の専攻科に入学または大学の3年生に編入しています。多くの大学には高専からの編入制度が設けられており、学力試験によって選抜されますが、高専でしっかり勉強していれば比較的容易に編入可能です。さらに、専攻科や大学卒業後に大学院に進学する学生も少なくありません。

主な就職先

ANAベースメンテナンステクニクス(株)、(株)NTTデータ、キヤノンマーケティングジャパン(株)、グリコマニュファクチャリングジャパン(株)、KDDIエンジニアリング(株)、(株)JALエンジニアリング、大和ハウス工業(株)、ヤマハモーターエンジニアリング(株)など。

当塾では、高専生におすすめの就活に役立つDX資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間+全編英語の授業ですので興味のある方は事前にご相談ください!

主な進学先

奈良工業高等専門学校専攻科、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、東京大学、筑波大学、東京工業大学、電気通信大学、京都工芸繊維大学、奈良女子大学、大阪公立大学など。
ただし、編入試験時に英語小論文に困る人も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・山梨大学編入
・早稲田大学入学
・東京大学大学院進学
・etc.

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん、②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料での個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者:高専専門塾

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