舞鶴工業高等専門学校

近畿の高専

今回は国立高専の一つ、京都府舞鶴市にある舞鶴工業高等専門学校についてブログを書きました。

基礎データ

学校名:舞鶴工業高等専門学校、通称「舞鶴高専」
所在地:京都府舞鶴市字外山272
設立:1960年
URL:https://www.maizuru-ct.ac.jp/

偏差値62 ※高専の平均偏差値62.2とほぼ等しいです。
・学科は機械工学科電気情報工学科電子制御工学科建設システム工学科の4つです。
・人数は一学年160人弱、卒業生の就職率と進学率はほぼ半々です。
・男女比は男:女=7:3です。
・特徴は実践的な技術教育に力を入れていること。

入試

試験内容

特別選抜と一般入試と帰国生徒特別選抜の3パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます
過去問はここから見ることができます。

1時間目9:30〜10:20理科
2時間目10:40〜11:30英語
3時間目11:50〜12:40数学
4時間目13:30〜14:20国語
5時間目14:40~15:30社会

配点は、英語と数学のみ配点が高い「傾斜配点」を採用しています。

理科英語数学国語社会
100150150100100

授業

理数科目の授業進度が速いことが特徴です。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年数学1、数学2、数学A、数学B
高専2年前期に数学3と数学C、後期に数学3Cと線形代数(大学基礎数学)や微積分(大学基礎数学)
高専3年大学基礎数学
高専4年より専門的な大学数学
高専5年研究

これは高校偏差値65の進学校以上の進捗と言えます。
また、教師によって授業内容にばらつきがあるため、高専1年で数3の内容を扱うこともあります。
そのため、普通の塾では対応できないこともあります。

実際に、他のブログでは高専に通うデメリットとして「留年率が高いこと」が挙げられ、能動的に学習しない人には難しい環境だと強調されています。

進路

卒業生のうち約47%が就職、48%が進学しています。(令和5年度)
就職希望者と進学希望者の割合はほぼ半々で、進学者が少し多いのが特徴です。
進学希望者は高専の専攻科に入学または大学の3年生に編入しています。高専の学力を持っていれば、編入試験に通過するのは比較的容易ですが、英語や小論文に悩む人も多いです。

主な就職先

株式会社日立製作所、株式会社キーエンス、パナソニック株式会社、トヨタ自動車株式会社、三菱重工業株式会社、NEC株式会社、ダイキン工業株式会社、富士通株式会社、住友電工株式会社、東京電力株式会社など。

当塾では、高専生におすすめの就活に役立つIT資格を取得できる講座を開設しています。
※週4時間を半年間+全編英語の授業ですので、興味のある方は事前にご相談ください!

主な進学先

舞鶴工業高等専門学校専攻科、東京工業大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、筑波大学、豊橋技術科学大学、千葉大学、電気通信大学、京都府立大学など。
ただし、編入試験時に英語小論文に困る人も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
山梨大学編入                                             早稲田大学進学                                           東京大学大学院進学                                     etc.

                              

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので、目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者:高専専門塾

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