富山高等専門学校について

東海の高専

今回は、富山県高岡市にある富山高等専門学校についてご紹介します。

基礎データ

学校名:富山高等専門学校、通称「富山高専」
所在地:富山県高岡市オフィス北野町1-1
設立:1961年
URL:https://www.toyama-ct.ac.jp/

偏差値54〜64 ※高専の平均偏差値62.2よりやや低い傾向にあります。
・学科は機械システム工学科電気制御システム工学科物質科学工学科電子情報工学科商船学科国際ビジネス学科の6つです。
・人数は一学年約180人弱、卒業生の就職率と進学率はほぼ半々です。
・男女比は男:女=9:1です。
・特徴は実験・実習が多いこと。

入試

試験内容

富山高専の入試には、推薦入試と一般入試があります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます
国際ビジネス学科以外は「社会」を実施しない4科目の筆記試験が行い、国際ビジネス学科は英・数・社の3科目の筆記試験をおこないます。
過去問はこちらから確認できます。

1時間目9:30〜10:20理科
2時間目10:40〜11:30英語
3時間目11:50〜12:40数学
4時間目13:30〜14:20国語

授業

理数科目の授業進度が早いことが大きな特徴です。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年数学1、数学2、数学A、数学B
高専2年前期に数学3と数学C、後期に数学3Cと線形代数(大学基礎数学)や微積分(大学基礎数学)
高専3年大学基礎数学
高専4年より専門的な大学数学
高専5年研究

これは高校偏差値65の進学校以上の進捗と言えます。
ただし、先生によって授業内容はバラバラなため高専1年で数3の内容が入ってくることもありえます。
そのため、普通の塾では対応できない時もあります。

実際に、他のブログでも高専に通うデメリットとして「留年率が多いこと」が挙げられており、能動的に勉強しない人には難しい環境であることが強調されています。

進路

卒業生の約45%が就職し、55%が進学しています。(令和5年度)
進学希望者は、専攻科に進むか、大学3年生に編入するケースが多いです。
編入試験では、高専で得た知識を活かし、比較的スムーズに進学することが可能です。

主な就職先

トヨタ自動車株式会社、株式会社ダイキン、パナソニック株式会社、NEC株式会社、富士通株式会社、三菱重工業株式会社、ソニー株式会社など。
多くの卒業生が、国内外の大手企業で活躍しており、技術者としてのキャリアを築いています。

当塾では、高専生におすすめの就活に役立つDX資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間+全編英語の授業ですので興味のある方は事前にご相談ください!

主な進学先

東京大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、東京農工大学、富山大学など。
ただし、編入試験時に英語小論文に困る人も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
・山梨大学編集
・早稲田大学入学
・東京大学大学院進学
・etc.

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学編入や就職を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料で個別面談・体験授業を実施していますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

作成者:高専専門塾

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