釧路工業高等専門学校について

北海道の高専

今回は国立高専の一つ、北海道釧路市にある釧路工業高等専門学校についてブログを書きました。

基礎データ

学校名:釧路工業高等専門学校、通称「釧路高専」
所在地:北海道釧路市大楽毛西2丁目32−1
設立:1965年
URL:https://www.kushiro-ct.ac.jp

偏差値63
・学科は創造工学科の1つです。2年次から自分の適正に合わせてスマートメカニクスコース(情報工学+機械工学)、エレクトロニクスコース(電気工学+電子工学)、建築デザインコース(建築学)の3つに分かれます。
・人数は一学年160人程度、卒業生の就職率と進学率は6:4です。
・男女比は男:女=8:2です。

入試

試験内容

推薦入試と一般入試の2パターンがあります。
一般入試では、全国の国立高専で共通の問題が出題されます
釧路高専は5科目の筆記試験を行います。
過去問はここから見ることができます。

1時間目9:30〜10:20理科
2時間目10:40〜11:30英語
3時間目11:50〜12:40数学
4時間目13:30〜14:20国語
5時間目14:40〜15:30社会

配点は、数・英・理の配点が高い「傾斜配点」を採用しています。
高専で学ぶにあたっては必要不可欠である理数科目に加えて、英語も得意な学生を獲得したいという学校の意思が現れています。
英語は高専卒業後の進路の一つ”大学編入”にも大きく関わるため、高専入学後も勉強が欠かせません!

理科英語数学国語社会
100点×2100点×2100点×2100点100点

倍率

創造⼯学科:2.95
(令和6年度)

授業

理数科目の授業進度が早いことが大きな特徴です。
以下は数学の授業内容の一例です。

高専1年数学1、数学2、数学A、数学B
高専2年前期に数学3と数学C、後期に数学3Cと線形代数(大学基礎数学)や微積分(大学基礎数学)
高専3年大学基礎数学
高専4年より専門的な大学数学
高専5年研究

これは高校偏差値65の進学校以上の進捗と言えます。
ただし、先生によって授業内容はバラバラなため高専1年で数3の内容が入ってくることもありえます。
そのため、普通の塾では対応できない時もあります。

実際に、他のブログでも高専に通うデメリットとして「留年率が多いこと」が挙げられており、能動的に勉強しない人には難しい環境であることが強調されています。

進路

卒業生のうち約70%が就職、30%が進学しています。(令和5年度)
就職希望者の割合が多いです!
進学希望者たちは高専の専攻科に入学または大学の3年生に編入しています。ほとんどの大学には高専からの編入制度が設けられており、学力試験によって選抜されますが、高専でしっかりと勉強していれば比較的容易に編入可能です。さらに、専攻科や大学卒業後に大学院へ進学する学生も少なくありません。

主な就職先

SOC(株)、トランスコスモス(株)、ウェルネット(株)、(株)北海道LIXIL製作所、富士通アプリケーションズ(株)、(株)釧路製作所、ANAエンジンテクニクス(株)、メタウォーター(株)、(株)クボタ筑波工場、(株)マルハニチロ北日本、旭化成(株)、花王(株)、キャノン(株)、京セラ(株)など。

当塾では、高専生におすすめの就活に役立つDX資格を取得できる講座を開設しています。
※ただし、週4時間を半年間+全編英語の授業ですので興味のある方は事前にご相談ください!

主な進学先

北海道大学、東北大学、千葉大学、東京大学、東京工業大学、大阪大学、筑波大学、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学など。
ただし、編入試験時に英語小論文に困る人も多いです・・・

当塾では多くの高専生の進学をサポートしてきました。
もちろん、就活のサポートも行っています!
・山梨大学編集
・早稲田大学入学
・東京大学大学院進学
・etc.

お問い合わせ

私たち高専専門塾は、①大学編入を考えている生徒さん②高専の授業が難しいと感じる生徒さん、そして③大学院進学を考えている生徒さんを対象に授業を実施しています。
東大生の塾長が生徒さんと目標設定から独自カリキュラムの作成、学習の進捗管理までを行うので目標に無駄なく近づくことができます。
無料面談・体験授業を随時実施していますので、お問い合わせフォームからご連絡ください。

作成者:高専専門塾

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